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車いすで見守るビーチ ライフセーバー、試練を越えて

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古中信也(39)は駐車場に車を止め、車いすを下ろして乗り移った。詰め所から仲間たちが砂を蹴って駆け寄り、車いすごと持ち上げる。「ありがとう」「熱中症には気を付けろよ」。強い日差しの下、楽しそうな歓声が聞こえてくる。古中は運ばれながら白いビーチを見渡した。

古中は大阪府吹田市で生まれ育ち、小学生の頃から水泳に打ち込んできた。大学に入った2001年の夏、憧れていたライフセーバーの資格を取り、神戸市の市...

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