「漁師になる」は俺の夢 脱サラの父、追う息子
ヒトシズク~あの夏から

ヒトシズク
2019/8/11 5:30 (2019/8/11 17:58更新)
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

「きのうの続き、まだ残っとるやろ」。漁から戻った茂呂居悠成(21)は漁港で父親、諭(40)に声をかけられた。「もう破れてねぇよ」。ぶっきらぼうに言い返したが、2人で船に飛び乗って網を調べると確かに破れが。諭が手早く1カ所を結い直すと、息の合った様子で悠成も別の箇所の補修に取りかかった。

そもそも、海のない埼玉県で漁師になる夢をひそかに育んでいたのは悠成だった。小学生のころに家族で釣りに出かけた千…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]