GU、顧客の声を商品開発に まず靴29品を発売

2019/8/8 12:16
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ファーストリテイリング傘下のGU(ジーユー)は、消費者の意見を商品開発に生かす取り組みを本格的に始めた。第1弾として、秋冬向けに「マシュマロパンプス」など29品の靴を順次発売する。消費者の声を取り入れることで新たな顧客を開拓する狙いで、今後は肌着や子ども向けの商品でも活用する方針だ。

秋冬にパンプスなど29品を順次発売する(GUスタイルスタジオ原宿)

12日まで期間限定で特設スペースを設け、3D計測などを体験してもらう(GUスタイルスタジオ原宿)

GUはアンケートや計測会で寄せられた顧客の声をもとに開発を進め、機能性を高めるなど商品の改善に生かす。靴を選んだ理由について、グローバル商品本部の土上洋佑・グッズチームリーダーは8日の発表会で「靴は履き心地や品質のクレームが多かった」としている。

GUは2017年春にポインテッドパンプスを発売したが、「痛い」や「歩きにくい」などの不満が多かった。そこで、改善を加えた商品を昨夏に発売し、履きやすさなどの支持を得て、1年ほどで約170万足のヒット商品となった。

19年秋冬ではマシュマロパンプスのほか、スニーカーやブーツ、男性用靴など29品をそろえ、GUの全店舗やネット通販サイトで販売する。12日までは原宿店内に期間限定で体験スペースを設け、3D計測や試着などを通じデータや顧客の生の声を集める。

土上氏は「今後も顧客の要望に耳を傾ける。顧客視点を追求し、インナーやキッズにも活用していく」と述べた。GUはファッション性や低価格を強みとしており、着心地や履き心地の価値も加えることで、競争の激しいアパレル市場での成長維持を目指す。

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