トランプ氏「大幅で迅速な利下げを」 FRBに要求

2019/8/7 22:54
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【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は7日、「米連邦準備理事会(FRB)は大幅で迅速な利下げをしなければいけない」と述べ、追加の金融緩和を改めて要求した。インドやタイなど3カ国が利下げしたことを引き合いに米国もさらに利下げするよう圧力を強めた。中銀の独立性を無視した口先介入を続けて、世界的な金融緩和競争に拍車をかけている。

トランプ氏は中国が為替を操作していると批判している=AP

ツイッターで「我々の問題は中国ではない。FRBだ」と主張し、18年まで利上げを進めてきたFRBを再び批判した。「我々はいずれにしても勝つが、他国と競争していることをFRBが理解してくれたらもっと簡単だ」と他国の動きに合わせて金融緩和を急ぐよう促した。

FRBは7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で保有資産の縮小を2カ月前倒しで終わらせることを決めたが、トランプ氏は「愚かな量的引き締めをいま終わらせなければいけない」と見直しを求めた。

トランプ氏は5日も中国の通貨・人民元が1ドル=7元台に下落したことを為替操作だと批判した上で「FRBよ、聞いているか?」とドル安に誘導する利下げをFRBに暗に要求した。ナバロ米大統領補佐官も6日「年末までに少なくとも0.75%か1%利下げしなければいけない」と要求するなど政権からFRBへの圧力が高まっている。

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