最高635万円 富裕層向け五輪チケット、8月下旬に

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は7日、飲食付きの五輪観戦チケット「ホスピタリティパッケージ」の申し込みを8月下旬以降に受け付けると発表した。価格は9万~635万円で、主に富裕層や法人を想定している。
会場近隣に専用の施設を設けて、一流シェフの料理やシャンパンなどを提供する。635万円となる最高価格のチケットの場合、新国立競技場に隣接するレストランで飲食をして、競技場では最もフィールドに近い「A席」で開会式や男子100メートル決勝のほか、リレー決勝などを観戦できる。
ホスピタリティパッケージは新国立競技場のほか、水泳の東京アクアティクスセンター(東京・江東)などで用意される。「プラチナパビリオン」「ダイヤモンド」など5段階に分かれており、飲食できる場所と観戦席は基本的に別々となるが、一部は飲食しながら観戦もできる。