2019年9月20日(金)

中国政府、香港デモをけん制 「動乱なら座視せず」

2019/8/7 20:56
保存
共有
印刷
その他

【香港=木原雄士】中国政府は7日、過激化する香港の抗議活動を受けて親中派の立法会(議会)議員や経済人を集めた会合を広東省深圳市で開いた。香港マカオ事務弁公室の張暁明主任は「香港は(1997年の)中国返還以来最も厳しい局面にある」と指摘。「中央政府は動乱を迅速に平定できる十分な手段と強大な力を有している」とデモをけん制した。

警察とデモ隊の攻防は激しさを増している(7日未明、香港)=AP

香港メディアが伝えた。張氏は「情勢が悪化して香港政府が制御できない動乱が起きれば、中央政府は決して座視しない」とも強調した。これに先立ち、深圳の地元警察は香港のデモ隊にそっくりな若者らを鎮圧する訓練を実施し、映像を公開した。香港の若者らを威嚇する狙いがあるとみられる。

香港では警察への反発が収まっていない。香港警察が6日夜、レーザーポインターを持っていた香港バプテスト大学の学生会リーダーを武器所持の疑いで逮捕したところ、数百人の市民や学生が警察署を取り囲んで釈放を求めた。警察は催涙弾を使って強制排除した。

最近の抗議活動でデモ隊はレーザーポインターを警官に向けている。ネット上では逮捕に抗議するため、7日夜にレーザーポインターを使って星座観測しようという呼びかけが広がった。公共の体育館などが混乱の恐れがあるとして、閉館時間を繰り上げた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。