協会けんぽ富山、事業所ごとに健康報告

2019/8/8 6:45
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全国健康保険協会(協会けんぽ)富山支部は加入事業所ごとに特定健診の受診状況や課題を指摘したリポートの発行を始めた。メタボリックシンドロームの該当者を減らし、保険料の抑制につなげるのが狙い。協会けんぽは都道府県ごとにつくる支部単位の健康への取り組みを評価して報奨金を出す制度を設けている。県全体で機運を盛り上げ、保険料負担を軽減する。

5つの指標を示し、健康への取り組みを促す(協会けんぽ富山支部がつくるリポートのサンプル)

「インセンティブレポート」はメタボの該当者を抽出する特定健診の受診率や保健指導の実施率、要治療者の医療機関受診率など5つの指標を示し、県全体の実績と比較する。文章で必要な対応策も示す。リポートを発行するのは全国の支部の中で初めてという。

協会けんぽの富山支部には中小企業を中心に約1万9000事業所、41万人が加入している。協会けんぽは18年度から全国の支部ごとに5つの指標を実績を評価し、上位に入ると報奨金を付与する制度を導入した。17年度実績に基づいて5つの指標をはじくと、富山支部は全国16位で0.003%の保険料率引き下げにとどまるという。

富山支部によると、富山県民は車で通勤する人の割合が高く運動不足になりがちな一方、もちやカップ麺の消費量が多く、メタボになりがちな要素をはらんでいるという。リポートの発行で事業所に現状を認識してもらい、対策を促す。

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