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日清食HDが2%増収 4~6月、国内外で即席麺好調

企業決算
2019/8/7 20:30
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日清食品ホールディングス(HD)が7日発表した2019年4~6月期(国際会計基準)の連結決算は、純利益が前年同期比30%減の58億円だった。前年同期に計上した不動産売却益の影響が大きく、本業の即席麺の販売自体は国内外で好調を維持している。売上高は2%の増加になった。決算発表を受けて同日の日清食HDの株価は5%上昇した。

主力の「カップヌードル」の売れ行きが好調だった。子会社の日清食品の4~6月期の売上高は1%増の434億円だった。NHKが創業者の安藤百福氏らをテーマにした連続テレビ小説「まんぷく」を放映し、国内販売の追い風となった。

包装材などの価格が上がり、6月出荷分からカップヌードルなどの希望小売価格を4~8%値上げした。この結果、6月の売り上げは減少した。

売り上げの3割を占める海外事業も好調を維持している。米国や中国などでカップ麺の販売が伸びた。米国やブラジル、メキシコなどの「米州地域」の売上高は16%増の151億円になった。米国ではカップ麺の競争が激しいが、高単価商品を投入するなどの販売戦略が奏功した。

中国も4%増の96億円になった。中国の即席麺市場は袋麺が主流だ。日清食HDは簡単に食事ができるカップ麺を積極的に売り込み、新規の需要を獲得した。

営業利益は33%減の86億円だった。前年同期に52億円の不動産売却益を計上しており、この反動が大きかった。18年10月に滋賀県栗東市で即席麺の新工場を稼働させ減価償却費の負担が増えた。即席麺などに使う原材料費が3億円増え、店舗への配送費用も増えた。

取引時間中の決算発表を受け、株価は前日比360円高の7090円になった。市場予想の平均であるQUICKコンセンサスでは純利益を51億円(7月25日時点、3社)と予想していた。

20年3月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は34%増の260億円を見込んでいる。

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