2019年9月20日(金)

ルネサス、一時10%高 業績に底入れ期待

2019/8/7 20:30
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7日の東京株式市場で半導体大手のルネサスエレクトロニクス株が一時前日比63円(10%高)の666円まで上昇した。前日に2019年4~6月期の連結業績を発表。会計上は営業赤字だったが、参考指標として公表している調整後の営業利益が1~3月期比4倍の274億円と大幅に改善したのが好感された。

ルネサスは買収関連費用などを除いた調整後損益を独自の経営指標として公表している。4~6月期は調整後ベースで売上高営業利益率が14%と会社予想(9.5%)を上回った。これが市場ではサプライズと受け止められたようだ。

半導体の在庫調整は続いているが、コスト削減が進んできた。開発の一部中止などで研究開発費を抑制し、買収した米社との統合効果も出てきた。4~6月期に実施した早期退職で年数十億円のコスト削減が見込めるという。野村証券の山崎雅也アナリストは6日付のリポートで一連の構造改革で「年150億円程度の固定費削減効果が見込める」と指摘した。

会社側は中期経営計画の公表を延期したが、市場では「業績は底入れした」との期待が広がっている。もっとも予想PER(株価収益率)は48倍台とすでに高水準。過剰設備など長期の課題もあり、「2月の年初来高値750円を上回るには材料不足」(国内証券)との見方もあった。

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