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不二家、洋菓子再建へ スーパー内店舗強化 2倍の500店目指す

不二家の河村宣行社長は「洋菓子事業は赤字から脱却しなければならない」と語った

不二家は7日、赤字の洋菓子事業を再建するため、主にスーパー内で運営している納品店を2倍の500店規模に増やすと発表した。直営の路面店を中心にケーキなどを販売してきたが、郊外のショッピングセンターなどに押されて採算が悪化。同日開いた2019年秋季の政策発表会で、河村宣行社長は「洋菓子事業は赤字から脱却しなければならない」と対応を急ぐ考えを示した。

納品店はスーパーなどの店内で営業する店舗。人件費や賃料などは多くをスーパー側が負担するため、出店コストを抑えられる。現在は全国に約250店舗あり、これを早期に2倍程度に増やしたい考えだ。

全売上高の3割を占める洋菓子事業は駅前の路面店を主力に展開してきた。だが郊外の大型店やデパートの地下売り場などに顧客を奪われて苦戦が続く。19年1~6月期の同事業の売上高は前年同期比10%減の118億円と業績全体を押し下げた。

不採算の直営店などを19年1~6月期だけで54店閉鎖した。同社は「不採算店はあらかた整理ができた。今後は地方のスーパーを中心に納品店を増やす」としている。

海外での事業も強化する。6月下旬には中国でビスケットの新商品を発売した。定番の「カントリーマアム」に近い商品で、中国の消費者の嗜好に合うようサクサクした食感に仕上げた。従来のキャンディーにビスケットを加え、品ぞろえを充実させる。

中国では国境を越えた電子商取引(EC)である越境ECにも注力する。

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