2019年8月23日(金)

諫早干拓上告審、9月13日判決 最高裁「ねじれ」巡り判断か

2019/8/7 16:37
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国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡る訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は7日、判決期日を9月13日午後3時に指定した。国に潮受け堤防排水門の開門を命じる判決と、開門差し止めを命じる仮処分決定という司法判断の「ねじれ」が生じている状況について、判断を示す可能性がある。

排水門を巡っては、開門を命じる2010年の福岡高裁判決が確定。一方、長崎地裁が13年の仮処分決定や17年の判決で開門の差し止めを命じている。確定した福岡高裁判決に基づき、開門に応じない国には制裁金(1日につき90万円)が命じられており、今回の訴訟で国は、確定判決を「事情が変わった」などとして事実上、無効にするよう求めている。

7月26日に開いた弁論では、開門を命じた確定判決に従わない国への制裁金の是非について、国と漁業者の双方が主張を展開していた。判決次第では、開門を巡る法廷闘争に決着がつく可能性がある。

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