三菱スペースジェットの命運握る次世代機、開発始まる

三菱重工業傘下の三菱航空機（愛知県豊山町）が開発を進めている小型ジェット旅客機の名称が「三菱リージョナルジェット（MRJ）」から「三菱スペースジェット（MSJ）」へと変更され、その事業化が新たな局面に入りつつある。2020年半ばの量産初号機納入に向けた取り組みが佳境を迎える一方、最大の市場である北米の顧客を見据えた次世代機の開発が始まる。三菱重工が 7月に開催した「2019年度事業戦略説明会」で現状と今後の...