2019年9月21日(土)

内航船を電動化 商船三井系や三菱商事が共同出資会社

2019/8/6 17:45
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商船三井系のタンカー運航会社の旭タンカー(東京・千代田)や三菱商事などは6日、電動の内航船を開発する共同出資会社を設立したと発表した。2021年半ばまでに航行時に二酸化炭素(CO2)を排出しない電動の小型タンカーを東京湾で就航させる。自動運航技術やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」も活用、人手不足の緩和にもつなげたい考えだ。

自動運航やIoT技術で船員の負担を軽減する

海運ブローカーのエクセノヤマミズ(東京・千代田)と商船三井も出資し、新会社「e5ラボ」を設立した。旭タンカーが3割を出資し、同社の一田朋聡氏が社長に就任した。商船三井が船の設計などを担当し、三菱商事が自動運航技術などで先行する北欧企業からの技術導入を支援する。タンカーと並行して、電気で動くフェリーや貨物船といった他の船種も開発する。

国内の内航船員は約2万人いるが過半数が50歳以上で、10年後には1万4千人まで減少するという試算がある。電動化やIoT化で船の操作やメンテナンスなどを簡略化し、経験の浅い船員でも安全に運航できるようにしたい考えだ。

国際海事機関(IMO)は50年に全ての船舶から出る温暖化ガスを08年比で半減させる目標を掲げており、この達成につなげる狙いもある。

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