2019年9月17日(火)

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 22,001.32 +13.03
日経平均先物(円)
大取,19/12月 ※
21,810 +10

[PR]

業績ニュース

SUMCO18%減益、「韓国メーカーの半導体減産に懸念」

企業決算
2019/8/6 18:00
保存
共有
印刷
その他

シリコンウエハー大手のSUMCOが6日発表した2019年1~6月期の連結決算は純利益が前年同期比18%減の229億円だった。半導体需要が低迷し、ウエハーの販売量が減った。橋本真幸会長は決算会見で日本の韓国向け輸出管理の厳格化について「韓国の半導体生産が落ち込めばウエハーの出荷に影響するかもしれない」と述べ、先行きに懸念を示した。

SUMCOは半導体の基板材料であるウエハーで世界2位で、信越化学工業とともに韓国サムスン電子などに供給している。日本が7月から韓国向けの輸出管理を厳格化した3品目には該当しないが、半導体生産全体の影響を大きく受ける。

輸出管理が厳格化された3品目のうち、半導体の洗浄などに使うフッ化水素について、橋本会長は「一番大変だと思う。韓国の半導体メーカーは十分な在庫を持っていないようだ」と指摘。フッ化水素が不足して半導体の生産全体に支障が出た場合、「(顧客と長期契約を結んでいても)ウエハーを無理やり出荷できないかもしれない」と危惧する。

ウエハーの足元の需要については、米中摩擦で「米国の半導体メーカーの引き合いが落ちてきている」と語った。米国メーカーの中国向け輸出が停滞しており「これまで契約分以上の出荷を求めていた米国の顧客が、契約分にまで要求数量を落としている」という。

1~6月期の売上高は2%減の1564億円。営業利益は19%減の335億円だった。減価償却費が重荷となったほか、顧客とウエハーの長期契約をほとんど結んでいない台湾子会社の採算が悪化した。一方、長期契約を結んでいる本体は堅調だった。直径300ミリメートル品の販売価格は「長期契約に基づき、18年12月期末に比べ約5%上がった」(橋本会長)という。

同時に19年1~9月期の業績予想を公表した。売上高は前年同期比6%減の2284億円、純利益は35%減の279億円を見込む。橋本会長は「メモリーの在庫調整は20年後半までかかる」と述べ、需要回復が想定より遅れるとの見方を示した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。