日精樹脂、生分解性プラ 薄く成型する技術確立

2019/8/6 18:13
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プラスチック射出成型機メーカーの日精樹脂工業は6日、植物由来の生分解性プラスチック「PLA(ポリ乳酸)」を使用した素材を0.65ミリまで薄く成型する技術を確立したと発表した。食品容器などへの利用を見込む。10月ごろから受注を始め、プラスチックごみへの規制強化の動きが進む欧州を中心に売り込む。

日精樹脂の技術で製造した生分解性プラを使ったグラス

PLAはトウモロコシやサトウキビを原料とした生分解性プラスチックで、世界的に海洋プラごみ問題が話題になるなか、注目を集めている。ただ、薄く成型しづらいのが難点だった。

日精樹脂が小松技術士事務所(福島県いわき市)の特許を使用して確立した技術では、超臨界状態にした二酸化炭素(CO2)をPLAに混ぜて射出することで、0.65ミリまで薄い成型が可能になった。コンビニのデザート容器など使い捨て容器への使用が見込めるという。

10月にドイツで開くプラスチック関連展示会「K2019」に出展し、受注を始める。

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