2019年8月18日(日)

トランプ氏、人民元安「為替操作だ」 中国政府を批判

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2019/8/5 22:08 (2019/8/6 1:40更新)
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トランプ米大統領=AP

トランプ米大統領=AP

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は5日、中国の通貨・人民元の対ドル相場が1ドル=7元台に下落したことに関連し「中国が通貨をほぼ史上最低の水準まで下落させた。為替操作だ」とツイッターで中国政府を批判した。同氏は「米国の制裁関税に中国が通貨安で対抗している」と不満を抱いてきた経緯があり、米中対立が一段と激しくなりそうだ。

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「中国をやがて大きく弱らせる重大な違反だ」とも指摘した。米国は1日にほぼすべての中国製品に制裁関税を広げる「第4弾」の発動を表明したが、さらなる強硬策を打ち出す可能性がある。

別の投稿でも「中国はいつも米国のビジネスや工場を盗み、雇用を傷つけ、賃金を抑え、農家の価格に損害を与えるために為替操作を使ってきた」と重ねて非難した。「中国は不公正な貿易慣行や為替操作で米国から巨額のお金を受け取り続けるつもりだ」との認識も示した。

米国が制裁関税を課してもドル高・元安で米輸入物価には影響を及ぼさないとの理屈から「米国人は関税を払っていないことがより明確になった」と改めて主張した。

トランプ氏は、2018年7月以降に課した制裁関税の影響を和らげるため、中国が人民元安を容認して輸出を支えてきたとみなしている。米連邦準備理事会(FRB)にも、行き過ぎたドル高にならないよう追加利下げを求めている。

トランプ氏は2016年の大統領選で中国を「為替操作国」に認定すると公約に掲げた。米財務省は半期ごとの為替報告書で中国を為替操作国と扱うのを見送ってきた。制裁強化につながる操作国認定を巡る議論が再燃する可能性もある。

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