記事中に架空の人物 毎日新聞社がおわび

2019/8/5 23:00
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毎日新聞社は、いじめを受けた経験を持つ10代の女性2人が心の叫びを表現したシールを作って販売しているとした昨年4月の記事について、5日付夕刊に、このうち1人の女性が架空の人物だったとする訂正記事を掲載した。

昨年4月7日付夕刊1面トップに「悩み伝えるシール」との見出しで掲載された。記者は取材で実際にシールが販売されていることを確認。シールの写真も掲載したが、2人のうち、販売を企画したとされる女性は、病気を理由に電話取材を希望したため、会うことができなかったという。

掲載後、シールの販売は中止された。毎日側が、販売を企画した女性に電話や手紙で事実確認を求めたが、返答は得られなかった。シールをデザインした、もう1人の女性の関係者による弁護士を通じた調査でも「販売を企画した女性は実在しなかった」との結果になったといい、虚偽の内容が含まれていると判断した。

毎日新聞社は「読者の皆様に心よりおわびする。今後は、さらに事実確認を徹底する」とコメントしている。〔共同〕

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