2019年9月22日(日)

パナソニックエコシステムズ、非住宅事業を強化

2019/8/5 21:18
保存
共有
印刷
その他

パナソニック子会社で換気装置や水処理設備などを開発・製造するパナソニックエコシステムズは5日、オフィスや病院といった非住宅事業の売上比率を2025年度に18年度比10ポイント増の40%にすると発表した。快適な空間提案に使うショールームも開設したこともあわせて発表した。これまで開拓が進んでいなかった非住宅分野を新たな稼ぎ頭にする。

パナソニックはオフィスなどの非住宅で快適な空間を創造する事業に力を入れていく(5日、愛知県春日井市)

パナソニックエコシステムズの18年度の売上高は約1800億円。25年度に18年度比約1.7倍の3000億円の売上高を目指す計画を掲げる。小笠原卓社長は同日の記者会見で「ここ数年、安定的に毎年100億円規模の売り上げを積み重ねてきた。25年度に売上高2500億はこの延長線で達成可能だ」と説明した。中国や北米で住宅向けの換気扇が伸びているという。

残る500億円の売り上げを積み増すための鍵を握る領域の1つが非住宅事業だ。

これまで非住宅事業ではトンネル向けの送風機といったインフラ向けを多く手掛けてきた。今後は心地よい体験を生み出す「空間ソリューション」の提案に注力する。小笠原社長は「これからは非住宅の体験価値を向上させていく」と意気込む。

愛知県春日井市の同社の敷地内に同日、空間ソリューションを提案するための拠点を開設した。名称は「リブート・スペース」で広さは約60平方メートル。映像と合った香りを風とともに運ぶ装置や除菌などに使う次亜塩素酸を含んだ空気で清潔な空間を実現したシステムなどの体験ができる。

同拠点にデベロッパーや設計事務所の担当者などを招き、事業化につながるシステムを生み出す考えだ。

非住宅での空間ソリューションを25年度には年150億円を稼ぐ事業に育てる考えだ。排水処理設備などの水を浄化する事業も延ばし、目標実現を目指す。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。