リクナビ、「内定辞退予測」を廃止 データ7983人分

2019/8/5 19:13
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就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京・千代田)は5日、就活生の「内定辞退率」の予測を企業に販売するサービスを廃止すると発表した。個人情報保護法に違反する恐れがあり、7月末にサービスを休止していた。社内調査で「データの外部提供の同意がない学生が7983人だった」とし、本人に謝罪メールを出すとした。

ただ、「予測データを企業に渡した学生の合計数」は明らかにしなかった。今後の調査でデータの扱いに問題があった人数が膨らむ可能性がある。

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リクナビは社内調査で「会員登録画面で同意の取得に不備があった」と説明した。各企業に応募する画面などでは形式的な同意を取っていたという。2019年3月のサイトの仕様変更で、個人情報の外部提供について会員登録時に同意を得ない設計になったという。

リクナビは当初、「個人情報の外部提供の説明がわかりにくい」との指摘を認めサービスを休止していた。形式的な同意がなかったという7983人以外にも、説明不足のまま予測データが企業に渡っていた学生が多数存在する可能性がある。

個人情報保護委員会が事実関係の確認を進めている。リクナビはメーカーなど38社にデータを販売していた。

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