東京都の最低賃金、28円上げ1013円に 審議会が答申

2019/8/5 16:40
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東京地方最低賃金審議会は5日、東京都の最低賃金を現行(1時間当たり985円)より28円(2.84%)引き上げ、1013円にするよう東京労働局長に答申した。都の最低賃金が1000円を超えるのは初めて。10月以降に実際の職場で適用される見通しだ。

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最低賃金は企業が従業員に支払わなければならない最低限の時給を示す。常用やパートといった属性に関係なく各都道府県内の事業所で働くすべての人に適用する。

政府は最低賃金を年率3%程度引き上げ、全国平均で1000円とする目標を掲げている。中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は都の引き上げ額を28円とする目安を示していた。最低賃金引き上げを巡っては、景気を下支えし貧困対策にもなると期待される一方、中小企業の経営を圧迫するとの懸念もある。

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