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人民元11年ぶり安値 1ドル=7元台 米中悪化を懸念

【香港=木原雄士】中国の通貨・人民元の対ドル相場が5日、1ドル=7元台に下落した。2008年5月以来、11年ぶりの安値になる。トランプ米大統領は中国からの輸入品ほぼ全てに制裁関税を広げる「第4弾」を9月に発動すると表明した。米中関係の悪化が中国経済の一段の減速や資本流出につながりかねないとの懸念が広がった。

上海外国為替市場で一時1ドル=7.0424元まで元安・ドル高が進んだ。市場では「米中対立の激化は元売り、ドル買いで反応する」(上海に拠点を置く外国銀行)という見方が一般的だ。第3弾まで実施してきた制裁関税や、華為技術(ファーウェイ)など個別企業への制裁は少なからず中国経済の重荷になっている。第4弾で製造業の海外移転が進めば、貿易黒字や海外からの投資など中国の「稼ぐ力」がそがれる懸念がある。

中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が11年ぶりとなる元安を容認したとの見方も広がる。短期的な急変動を除けば、中国の通貨当局は中長期の為替相場になお強い影響力も保つ。今回の元安はトランプ氏の制裁関税第4弾に関する表明が契機だが、元の対ドル相場は1ドル=6.97元でいったん下げ止まっていた。

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