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渋野、追い込まれた12番で勝負 強気ショットで巻き返し

2打リードで出ながら、11番を終えた時点で2打差の3位。追い込まれつつあった渋野が、253ヤードと短いパー4の12番で勝負に出た。「ドライバーを持たなかったら悔いが残る」。渾身(こんしん)の一打は、右に池が待ち構えるグリーンの右端に際どく乗った。2パットで楽々とバーディーを奪うと、再び加速した。

最終ラウンド、12番でティーショットを放つ渋野日向子(4日、ウォバーンGC)=共同

海外での試合が初めてという新星。序盤は硬さもあり、3番で4パットのダブルボギーをたたいた。ショックはあったが「攻めた結果でオーバーしたので仕方ない」と気持ちを切り替え、苦境でも積極姿勢は貫いた。

キャディーを務めた青木コーチは「スイングも大事だが、思い切りの良さや決断力が今回の優勝につながった」と分析する。パー5の7番は2オンしてバーディー。迷いのないスイングは後半、さらに鋭さを増した。パーならプレーオフ、という状況の18番(パー4)の2打目もピン手前につけ、5メートルのバーディーパットを強いタッチでねじ込んだ。

5月に日本ツアーで勝つまでほぼ無名だった20歳。日本勢42年ぶり2人目のメジャー制覇に「すごいことをしてしまったんだなと思うが、まだ実感はない。何で私が優勝しちゃったんだろう」と率直に語る。慣れない舞台でただ1人60台のスコアを4つ並べた。「笑っていたけど、4日間ずっとあの位置にいるのは気疲れが半端ない。本当につらかった」。そんな負担を表に出すことなく、シンデレラストーリーを完結させた。〔共同〕

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