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復帰戦3位の萩野「吹っ切って泳げた」 競泳W杯

2019/8/3 22:02
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スタート台に立ち、耳に入ってきたのは割れんばかりの歓声。萩野は泳ぐ喜びをかみしめるかのように、ひとかき、ひと蹴りごとに、いまの己の全てをぶつけた。

競泳・萩野が復帰戦で3位 W杯男子200個メ

男子200メートル個人メドレーで3位に入った萩野公介=共同

男子200メートル個人メドレーで3位に入った萩野公介=共同

「レース前は不安もあった。でも声援を聞いて、吹っ切って泳ぐことができた」。6月に本格的に練習を再開し、1日2回のハードな練習をこなせるようになったのは半月前。まだ復調の途上にあるが、かつての完璧主義者はその不完全な姿を隠さずに見せた。

「一度休んでリセットして、できないことがあっていいと考えられた」。半年ぶりのレースで味わったのは、周囲の支えのありがたみ、競い合う楽しさ。「本当に大切なものを考える試合になった」と表情はすがすがしい。

以前なら隠したであろう課題もすらすらと口にした。「バタフライのストロークが多い」「バサロキックが遅かった」。国立スポーツ科学センターを使用する基準となるインター標準記録にも約1秒届かなかったが「ちょっと無理だろうなと思った。練習不足です」。悲壮感を漂わせていた以前の萩野ではない。

百点満点の復帰戦とはいかなかったが、後悔や迷いはない。「東京五輪まで最短の道ではないかもしれない。でも今日があったから本番で生きてくると思う」。これからの決意と覚悟を、一言に込めた。「全力で泳ぎます」(堀部遥)

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