京アニ現場に多くのファン、犠牲者公表「重み感じた」

2019/8/3 19:29
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京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で犠牲となった10人の身元が2日に公表されたことを受け、現場近くの献花台には3日も各地から多くのファンらが訪れ、花を手向けた。「名前が出て事件の重みを感じた」。作品やクリエーターらへの思いを語り、涙ぐむ人もいた。

事件現場近くに設置された献花台で手を合わせる人たち(3日、京都市伏見区)=共同

亡くなった武本康弘さん(47)が監督を務めた人気アニメ「らき☆すた」のファンという東京都調布市の会社員、赤間柳之介さん(21)は「ほんわかした日常の魅力が描かれていて、仕事で嫌なことがあっても救われた。何とか生きていてほしかった……」と言葉を詰まらせた。

東京都在住の大学生、永山佳一郎さん(20)は「身元が発表されて『この人がこんな作品を手掛けていたのか』と改めて知る機会になった。これからの京アニを担う人たちだったのに」と声を落とした。

「奪われたものが多すぎて心が苦しい」。三重県鈴鹿市から訪れた女性会社員(23)は学校を休みがちだった高校時代、京アニのヒット作「けいおん!」にのめり込んだ。「アニメがきっかけで友達にメールで感想を語ったり、グッズを買ったりするようになり、学校にも行けるようになった。アニメは私の青春そのもの」と語った。〔共同〕

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