2019年9月18日(水)

米石油メジャー2社、原油下落で減収 4~6月期

2019/8/3 6:28
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=中山修志】米石油メジャーのエクソンモービルとシェブロンが2日発表した2019年4~6月期決算は、売上高が両社とも前年実績を下回った。原油相場の下落で製油や化学品事業の売り上げが落ち込んだ。中東情勢の緊張の高まりから不安定な相場が続いており、石油関連企業のリスク要因となっている。

石油メジャー2社は原油相場の下落で売上高が減少した(ニューメキシコ州の採掘設備)=ロイター

エクソンの売上高は前年同期比6%減の690億ドル(約7兆3000億円)だった。原油・天然ガスの生産は日量390万バレルと同7%増えたが、期中の原油価格が前年を1割以上下回り、純利益は21%減の31億ドルだった。

精油などの下流部門の営業利益は4割減、化学品部門は8割減となった。ネイル・ハンセン副社長は同日の決算会見で「不安定な相場が続くが、他社が後退している時はチャンスでもある」と述べ、積極的な開発投資を続ける方針を示した。

シェブロンも売上高が8%減の388億ドルにとどまった。生産は日量308万バレルと9%増加したが、価格下落が響いた。ただ、同業アナダルコが買収合意を破棄したことによる違約金10億ドルの受け取りや、カナダの税制変更に伴う利益を計上したことで、純利益は26%増の43億ドルとなった。

米原油先物指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は18年7~10月に1バレル70円台を付けた後、同12月に一時40ドル台前半まで下落した。足元は50ドル台半ばで推移している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。