飯能信用金庫(埼玉県飯能市)は川越商工会議所などと産業振興に関する連携協定を結んだ。商工会議所や商工会の会員企業を対象に経営の課題解決に向けた経営セミナーを実施する。同信金と各団体の職員との勉強会も開き、人材確保や後継者難などの悩みを抱える中小企業の支援を強化する。
協定を結んだのは、川越商工会議所のほか、富士見市、坂戸市、鶴ケ島市など7つの商工会。各団体が金融機関と個別に協定を結ぶのは初めてだという。協定では同信金と各団体が中小企業の困り事を共有したり、融資メニューを紹介したりして中小企業の支援方法を探る。
同信金は6月にも所沢商工会議所など5団体と提携を結んでおり、今後も協定地域を拡大したい考え。