淡路でアジア太平洋フォーラム 安藤忠雄氏らが講演

2019/8/2 19:04
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「21世紀のアジア太平洋社会の展望」をテーマにしたシンポジウムが2日、兵庫県淡路市の国際会議場で始まった。3日まで開催する。初日の記念講演には建築家の安藤忠雄氏、元文化庁長官の青木保氏、タイの元エネルギー・商務相のナロンチャイ・アクラサニー氏の3氏が登壇し、経済や文化など多様な共生のあり方を述べた。

アジア太平洋フォーラム淡路会議のシンポジウムで講演する建築家の安藤忠雄氏(2日、兵庫県淡路市)

阪神大震災の復興事業の一環として2000年に有識者や経済人らによって設立された「アジア太平洋フォーラム・淡路会議」がシンポを主催し、今年が20回目となる。行政や経済界、海外の領事館の関係者ら約400人が参加した。

安藤氏は、アジア諸国が著しい経済発展を遂げる中で、地球環境と共生していくために「環境の育成や文化の力など、日本からアジアに伝えられることがある。そして、企業や個人が社会に何をできるかをそれぞれに考えるべきだ」と話した。

シンポの設立や運営に携わってきたひょうご震災記念21世紀研究機構の五百旗頭真理事長は、近年激化する米中摩擦などを念頭に「太平洋をかつてのような戦乱の海にせず、平和的な秩序の再編を求める会議にしたい」と述べた。

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