10/23 12:00更新 マーケット 記事ランキング

日経商品指数17種

(1970年平均=100)
10月23日 145.752 -0.074

[PR]

商品ニュース

穀物や非鉄が軒並み安 対中関税第4弾で需要減懸念

2019/8/2 18:37
保存
共有
印刷
その他

トランプ米大統領が対中制裁関税「第4弾」の発動を表明したのを受け、穀物や非鉄の国際価格が軒並み下落した。大豆は対中輸出の回復が遠のき、1日に2カ月ぶりの安値をつけた。米中通商交渉の不透明感が増し、需要減を懸念する売りが膨らんだ。

米国産大豆は中国向け輸出商談が低調なままだ(イリノイ州の農場)=ロイター

大豆の米シカゴ先物(期近)の1日終値は前日比2%安い1ブッシェル8.47ドルと5月下旬以来の安値。日本時間2日夕時点では8.5ドル前後で推移している。

米農務省が1日公表した2018年9月~19年7月25日の大豆の輸出成約量をみると中国向けは前年同期の5割にとどまる。第4弾表明で回復期待は後退した。他の穀物も下落し、トウモロコシ先物は1日、1ブッシェル3.9ドル台(期近)と約2カ月ぶり安値をつけた。

中国が世界需要の5割を占める銅も下落した。ロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物は日本時間2日夕時点で前日比2%安い1トン5810ドル前後と約2カ月ぶりの安値圏だ。

第4弾の対中関税はスマートフォンなどIT(情報技術)製品を含む。電子部品向け需要の減退が懸念され、銅は「先安観が強まった」(住友商事グローバルリサーチの本間隆行経済部長)。

産業用貴金属ではガソリン車の触媒に使うパラジウムのニューヨーク先物が1日、1トロイオンス1414ドルと前日比7%下げた。中国は自動車触媒向け需要の3割を占める。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム