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シスメックスの4~6月、純利益29%減 原価率が悪化

血液検査機器大手のシスメックスが2日発表した2019年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比29%減の66億円だった。機器販売などは好調だったが、他社製品の仕入れ増加などで原価率が悪化。為替も想定より円高に進み10億円の為替差損が出た。4月に稼働させたバイオ診断薬の開発・生産拠点の関連費用も利益を押し下げた。

売上高は685億円と4%増えた。赤血球や白血球の数や機能を調べる「ヘマトロジー」分野の検査機器や検査に使う試薬、関連サービスが堅調だった。現地通貨ベースでは全地域で増収。日本市場は血液の固まりやすさを調べる「血液凝固検査機」で小型にした新製品がけん引した。欧州・中東市場は直販の開始やサービス強化などで好調だった。

営業利益は112億円と18%減った。中国で代理店への保守サービスの委託費を販管費から原価に組み替えたほか、日本の病院の移設に伴う大型案件で他社製品の仕入れが増えたことなどから原価率が悪化した。欧米での販売強化に向けた人件費の増加やバイオ診断薬拠点の新設にあわせた移設費用も重荷になった。原材料を内製化するための研究開発費も増えた。

通期業績や年間配当は従来予想を据え置いた。

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