曙ブレーキ、再建案「妥当」と説明 債権者会議で

2019/8/2 17:56
保存
共有
印刷
その他

経営再建中の曙ブレーキ工業は2日、都内で5回目の債権者会議を開き、再建案について「妥当」とする調査結果を説明した。弁護士や公認会計士が工場の閉鎖・売却などのリストラ策を含む再建案を調査していた。銀行団は調査結果を持ち帰り、要請された債権放棄に応じるかなどを検討する。曙ブレーキは9月18日の債権者会議で再建案を決定したい構えだ。

曙ブレーキは再建案で日米欧の6工場を閉鎖・売却するほか、3000人規模の人員削減を盛り込んでいる。銀行団は調査結果を吟味し、有利子負債の5割に相当する560億円の債権放棄について検討する。

曙ブレーキは米国事業の不振で資金繰りが悪化し、1月末に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)を申請した。7月には、支援企業としてジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)を選び、200億円を調達することを発表した。7月下旬の債権者会議では銀行団に債権放棄を要請した。リストラ策と財務基盤の強化で経営再建の道筋をつける。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]