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日韓関係悪化、市民交流も中止相次ぐ

輸出管理の厳格化や元徴用工訴訟問題で日韓両国政府の対立が深まる中、各地で予定されていた自治体間の交流事業も中止が相次いでいる。

韓国で復元された朝鮮王朝の外交使節「朝鮮通信使」の木造船=共同

長崎県対馬市で3、4日にある「対馬厳原港まつり」。江戸時代に朝鮮王朝が派遣した外交使節「朝鮮通信使」の船が韓国・釜山市で200年ぶりに復元され、初めて来港予定だったが、準備していた釜山文化財団から7月下旬に申し出があり取りやめになった。

2017年に朝鮮通信使に関する資料が「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録され、復元船は今回のまつりの目玉だった。対馬市の担当者は「残念だが今の情勢では仕方ない」と肩を落とす。

鳥取県倉吉市は2~6日に予定していた韓国・羅州市の中学生10人のホームステイ受け入れを中止した。ナシの産地という共通点からこれまで交流を深め、14年から毎年受け入れてきたが、7月中旬に羅州市から「状況が好転するまで当面延期してほしい」と文書で要請があった。倉吉市の担当者は「いつか再開できることを信じている」と話した。

熊本市は2日、韓国・蔚山市との大学生同士の国際交流事業が中止になったと発表した。21日から熊本市で3日間実施予定だったが、蔚山市側から「日本国内の雰囲気や学生の安全への懸念を考慮し、やむを得ず中止する」と連絡があった。青森県六ケ所村も韓国・襄陽郡の高校生を招いて3日まで4日間実施予定だった交流事業を取りやめた。同郡から7月24日に派遣を中止すると通告されたという。

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