人材投資としての保育(6) 政府介入に4つの利点 - 日本経済新聞
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人材投資としての保育(6) 政府介入に4つの利点

東京大学准教授 山口慎太郎

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幼児教育が重要なことはわかってきましたが、それは政府が介入すべきことなのでしょうか。幼児教育を研究する経済学者のほとんどは、主に4つの理由から、政府による介入の必要性を認めています。

第一に、幼児教育は社会全体に利益をもたらすためです。幼児教育は成人後の犯罪関与の可能性を低下させます。また将来の所得を高めることで、福祉への依存度を低める一方、納税額を高めます。

幼児教育を受けた人は、大量の飲酒や...

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