コンテナ最大手マースク、横浜港の荷積み場を公開

2019/8/2 12:28
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コンテナ船世界最大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は中古車をコンテナに積み込む拠点を横浜港に開設した。中東や南米向けに1日当たり30~40台を積み込む計画だ。マースクは2019年から海運と陸上物流事業の一体化を進めており、日本での本格的な取り組みの第1弾との位置付けだ。

1日あたり30~40台をコンテナに積み込む

2日に報道陣に横浜港南本牧ふ頭の積み込み拠点を公開した。マースクが国内で同拠点を自前で持つのは今回が初めて。敷地面積は約9200平方メートルで小型車を最大500台置くことができる。車が3~4台入る40フィートのコンテナを1日最大10本程度、輸出できる状態にする。

横浜港はマースクの国内事業における本拠地で、中古車オークション会場がある横浜市の南本牧や大黒、川崎市に近い。東京港はすでに限界に近く、必要なスペースが確保できない事情もある。

財務省の貿易統計によると19年1~6月の中古車輸出は数量ベースで前年比約4%減の53万4498台だった。一方、輸送手段は自動車専用船からコンテナ船に切り替わりが進んでおり、マースクの19年1~6月の取扱量は前年同期比で3割増えた。

マースクはコンテナ船を含む物流事業で、23年までに18年比で売上高3割増を目指している。日本では今回の中古車輸出用拠点のほか、19年内に北関東の内陸部にコンテナの輸送基地を開設する予定だ。

(吉田啓悟)

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