ペットの熱中症にも注意 散歩前に路面温度確認を

2019/8/2 12:08
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連日の熱暑でペットの体調管理にも注意が必要になっている。日本気象協会(東京)は今年、イヌやネコの熱中症対策をまとめ、飼い主向けにホームページで公開している。冊子版も作り、全国のペットショップや動物病院で配布している。日本動物愛護協会(同)の協力を得た。

熱中症は散歩や屋外での飼育で日に当たることが多いイヌに多くみられ、まれにネコも発症する。イヌ、ネコともに肥満体は要注意。特に「短頭種」と呼ばれる鼻が低い品種は呼吸による体温調整が苦手なので様子をよく見てあげる必要がある。

ペットは人間よりも地表の熱を受けやすい。散歩前には午前中や夕方でも地面を実際に手で触って温度を確かめよう。

激しい呼吸をしたり、よだれを垂らしたりすれば初期症状の疑いがある。常温の水道水をかけたり、涼しい場所に移してぬらしたタオルで包み、風を送りながら体を冷やしたりして早く病院に連れて行く。この際、冷水や氷で急激に冷やすと毛細血管が縮み、結果的に高温の血液が体内を循環し続けてしまう。

処置が遅れると意識を失ったり、けいれんを起こしたりし、最悪の場合は死に至ることもある。

ペットを高温の環境にいさせないことが最大の予防策だ。散歩中はこまめに水をやる。屋内でも熱中症になることがあり、室温は26度以下を維持する。閉めきった車の中は空気の流れに乏しく、想像以上に気温が上がるため、留守番させることは非常に危険だ。〔共同〕

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