関門トンネルも位置誤り 国土地理院地図50メートルずれ

2019/8/2 11:27
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国土地理院が作製した地図で、本州と九州を結ぶ関門鉄道トンネルの位置が、実際より南に約50メートルずれて記載される誤りがあったことが2日、地理院への取材で分かった。既に修正し、実害は報告されていないという。

国土地理院の地図を巡っては、長崎市のJR長崎線の地図でも、トンネルの位置が約80メートルずれていたことが、工事中の事故を受けて7月に判明している。地理院は全国の鉄道事業者に鉄道トンネルの図面データの提供を依頼しており「照合して誤りがあれば順次修正したい」としている。

新たに誤りが明らかになったのは、2万5千分の1の地形図「小倉」と「下関」やそれらを基にした電子地形図など。北九州市と山口県下関市にあるそれぞれの出入り口は正確だったが、地下部分がずれていた。原因は不明という。

2016年4月ごろに不動産業者から「トンネルのない土地に記載がある」との指摘があり、施設管理者のJR九州の図面と照合し、位置のずれを確認した。

JR長崎線では今年7月11日、ボーリング工事の掘削機がトンネルの天井を貫通し、特急と接触する事故が発生。作業用図面の基になった地理院作製の地図に誤りがあったことが分かっている。〔共同〕

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