短距離走、硬い筋肉有利 順大研究

2019/8/2 11:23
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短距離走は筋肉の硬い選手、長距離走は軟らかい選手ほどタイムが良いとの研究結果を、順天堂大の宮本直和准教授(スポーツ科学)らが2日までにまとめ、米スポーツ医学会誌に発表した。筋肉を硬くするには筋トレ、軟らかくするにはストレッチというように、競技に合わせたトレーニングが必要だと示した。

宮本さんは「最高のパフォーマンスを発揮できるよう、最適なトレーニング法を開発したい」と今後の展望を語った。

研究では、大学陸上部の100メートル走と5千メートル走の男性選手22人ずつに協力を依頼。太もも前部の「外側広筋」というばねのような筋肉に超音波を当て、伸び縮みしやすさを計測した。

その結果、短距離の選手では、伸び縮みしにくい硬い筋肉を持つ人の方がタイムが良い傾向があった。収縮する筋肉細胞を包み込む組織が硬いと、細胞が生み出した力を素早く外に伝えて地面を蹴れるためとみられる。

逆に、長距離の選手では、筋肉が軟らかい方がタイムが良かった。関節を動かす際の抵抗が少なく、余分な力を使わずに走り続けられる有利さがあると考えられる。

〔共同〕

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