楽天ペイに顔認証やモバイルオーダー、デモ出展

BP速報
2019/8/2 12:01
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楽天は7月31日から8月3日まで開催中のイベント「Rakuten Optimism 2019」にスマートフォン決済サービス「楽天ペイ」のブースを出し、「顔認証」や「モバイルオーダー」を展示した。実際の加盟店への導入予定は未定としている。

顔データの登録画面(画面はデモ用アプリ)(撮影:山口健太)

顔データの登録画面(画面はデモ用アプリ)(撮影:山口健太)

楽天ペイのモバイルオーダー機能(画面はデモ用アプリ)(撮影:山口健太)

楽天ペイのモバイルオーダー機能(画面はデモ用アプリ)(撮影:山口健太)

■キャッシュレス本質は「データ化」

7月31日のカンファレンスには、楽天常務執行役員で楽天ペイメント社長の中村晃一氏が登壇。「キャッシュレス化の本質は決済方法が増えることだけでなく、決済情報や消費行動のデータ化にある。匿名化した情報を行動データと結び付け、適切なタイミングでのマーケティングに活用できる」と話した。

3月にリニューアルした楽天ペイのアプリについては、統一規格「JPQR」への対応や、JR東日本との提携による電子マネー「Suica(スイカ)」機能の搭載、加盟店発信によるマーケティング機能の搭載などのロードマップを示した。

イベント会場内の楽天ペイのブースでは、「顔認証」や「モバイルオーダー」のデモを披露した。

顔認証は、店舗の端末に顔を近づけるだけで認証され、楽天ペイで決済ができる機能。客側はスマホのインカメラで顔を撮影、PINコードを設定する仕組みとなっていた。顔のデータは顔認証に必要な特徴点を暗号化して保存するという。

店舗側の端末は米アップルのタブレット端末iPad Pro(11インチモデル)で、Bluetoothにより楽天ペイアプリが発するID情報を読み取る。顔認証は前面の深度カメラで顔の3次元情報を取得し、照合する仕組みだ。

楽天社内のカフェでは既に顔認証が導入されているという。一般向けに具体的な導入予定はないものの、数社と話を進めている段階とした。

モバイルオーダーは、アプリ上でメニューを選び、注文と決済ができる機能になる。テーブルに貼ったQRコードを利用する店内のテーブルオーダーや、テークアウトの事前オーダーを想定したという。

飲食店の例では、決済を終えるとすぐに調理を始める場合以外に、商品の受取時刻を指定する場合も想定する。顔認証と同様、モバイルオーダーも具体的な導入予定はないものの、数社と話を進めている段階とした。

(ライター 山口健太)

[日経 xTECH 2019年8月1日掲載]

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