2019年8月18日(日)

北朝鮮、また飛翔体を発射 1週間で3回目

朝鮮半島
2019/8/2 4:47 (2019/8/2 11:16更新)
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北朝鮮が飛翔体を発射するのは7月下旬以降で3回目

北朝鮮が飛翔体を発射するのは7月下旬以降で3回目

【ソウル=恩地洋介、ワシントン=中村亮】韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日午前3時ごろ、東部の咸鏡南道から日本海に向けて短距離の飛翔(ひしょう)体を2回にわたり発射したと明らかにした。米韓両政府は短距離弾道ミサイルの可能性が高いとみている。北朝鮮が飛翔体を発射するのは7月25日と31日に続き、1週間あまりで3回目となる。

韓国軍によると発射は午前2時59分ごろと同3時23分ごろ。飛行距離は約220キロ、高度はおよそ25キロと推定。最大飛行速度はマッハ6.9と探知した。北朝鮮は8月5日から予定されている米韓合同軍事演習に強く反発しており、関係機関が追加の飛翔体発射を警戒していた。

7月31日に「新型ロケット砲」の試射を視察する金正恩委員長。1日の朝鮮中央テレビが報じた=共同

7月31日に「新型ロケット砲」の試射を視察する金正恩委員長。1日の朝鮮中央テレビが報じた=共同

韓国政府は2日に関係省庁会議を開き「31日の飛翔体と同じ飛行特性を持っている」と分析した。米国防総省当局者は「新たなミサイル発射に関する報道を認識しており情勢を注視している。日韓と緊密に連携している」と語った。

米韓は25日と31日の飛翔体を新型の短距離弾道ミサイルと断定している。一方、北朝鮮メディアは31日の飛翔体については「新型の大口径多連装ロケット砲」だと主張している。韓国メディアは米韓が31日の発射をミサイルと誤認した可能性を指摘している。

弾道ミサイルならば国連安全保障理事会の決議違反にあたるが、米韓は一連の北朝鮮の行動を問題視しない意向を示している。トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで記者団に飛翔体に関して「とても標準的なものだ」と述べ、短距離ミサイルは問題視しない意向を示した。米朝関係には「何も影響がない」と語った。

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