GROUND、INCJやソニーなどから17億円調達

2019/8/1 19:36
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物流技術スタートアップのGROUND(グラウンド、東京・江東)は1日、INCJやソニーのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるソニーイノベーションファンドなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額17億円強を調達したと発表した。

物流スタートアップのGROUND(東京・江東)への出資に関して都内で記者説明会を開いた

人材採用や物流ロボットに関する研究開発の費用、人工知能(AI)を使った物流データ整備などに充てる。資金調達にあわせて、出資比率の高いINCJからは社外取締役も招く。倉庫内の作業を最適化できるソリューションを開発し、国内外での物流改革を後押ししていく考えだ。

INCJやソニーイノベーションファンドに加え、独立系投資会社のサファイア・キャピタル(東京・千代田)、JA三井リース、韓国のベンチャーキャピタル(VC)であるIMMインベストメントが出資した。グラウンドは合計で17億1000万円を調達しており、そのうち10億円をINCJが投じた。

1日に都内で開いた記者説明会でグラウンドの宮田啓友社長は今回の資金調達に関して「製品開発に加え、海外を視野に入れた組織づくりを進めたい」と述べた。新たに社外取締役に就くINCJの鑓水英樹ベンチャー・グロース投資グループマネージングディレクターは「人材の紹介や企業との引き合わせなど、INCJとして総掛かりで支援していきたい」と抱負を語った。

グラウンドが今年度中に投入する倉庫作業を担う自律型の共同ロボットは、カメラやレーザーなどと連携してリアルタイムで位置情報を取得する。障害物を避けながら最適な経路を選んで倉庫内を走行できる機能がある。

倉庫のレイアウトを変更することなく利用できるため、思い立ったら即座に導入することができる点が特徴だ。

グラウンドは2015年に設立された企業。従業員は約40人で、そのうち3分の1が外国人社員となっている。

(高橋徹)

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