名古屋の百貨店売上高、5店全店で減少 7月の長雨で

2019/8/1 19:30
保存
共有
印刷
その他

名古屋市内の主要百貨店(4社5店)が1日発表した7月の売上高(速報値)は全店で前年同月を下回り、4%減の355億円だった。梅雨が長引き、気温が上がらなかったため、夏物や婦人服の売り上げが伸び悩んだ。クリアランスセールの前倒しにより、スタート直後の売り上げが6月に計上された影響も出た。

JR名古屋高島屋は2%減の133億円だった。前年割れは10カ月ぶり。紳士服は7%、婦人服は10%減った。前年に開催した「羽生結弦展」が好評だった反動も出た。

松坂屋名古屋店は7%減の107億円で、来店客数は3%減少した。名古屋三越栄店と星ケ丘店はそれぞれ売上高が4%減、7%減だった。名鉄百貨店本店は1%減の39億円。本館屋上で開催しているビアガーデンが苦戦し、売上高は前年同月比で2割近く減少した。雨天時に屋外席の予約がキャンセルとなり、利用客数が振るわなかった。

クリアランスセールの売り上げは各店ともに伸び悩んだ。名古屋三越の担当者は「消費マインドが変わり、本当に納得したものしか買わなくなった」と指摘した。インターネット通販の浸透や商品選択の機会の増加で、高くても気に入ったものを購入する傾向が強まっているという。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]