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ヤマトHD、5年半ぶりの安値 業績下振れ懸念

銘柄診断

1日の東京株式市場でヤマトホールディングス(HD)株が一時9%(184円)安となる1959円50銭まで急落し、5年半ぶりの安値となった。前日発表した2019年4~6月期の連結決算が61億円の営業赤字となったことで、通期業績の下振れ懸念が拡大。大口荷主が離れて貨物数が伸び悩む現状を嫌気し、個人を含む幅広い投資家から売りが出た。

終値は8%安の1973円だった。業績の指標となる4~6月期の宅配便の伸びは前年同期比0.3%増にとどまった。個数について芝崎健一副社長は「少し弱含んでいる」と説明した。

営業赤字は2四半期連続。通期の業績見通しは営業利益を過去最高の720億円とする従来予想を据え置いたが、宅配便個数は「7月も想定を下回ったのでは」との不安が高まっている。天候不順による青果などの貨物需要の停滞が背景だ。ギフトシーズンかつボーナス月でもある7月は「ヤマトにとって大事な月」(JPモルガン証券の姫野良太氏)なだけに、市場では疑心暗鬼が強まる。

ヤマトHDは宅配便数の見通しについて、大口以外の荷主を中心に「徐々に戻ってくる」(芝崎副社長)との見立てを示すが、8月初旬に発表予定の7月の宅配便個数次第では株価は一段安となる懸念もある。

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