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スイスのUBS、大口個人預金にマイナス金利 11月から

残高200万スイスフラン超の預金口座に手数料を課す方針=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】スイス金融大手のUBSは31日、スイスの大口の個人預金口座に11月1日からマイナス金利を課す方針を明らかにした。残高が200万スイスフラン(約2億2000万円)を超す口座を対象に、年0.75%の維持手数料を徴収する。スイス国立銀行(中央銀行)のマイナス金利政策が長引くなか、負担を個人顧客にも転嫁せざるを得なくなった。

スイス国立銀は2015年1月にマイナス金利政策を始め、金融機関から預かる資金の余剰部分に0.75%の手数料を課している。UBSは市中金利の低下を受け、12年には金融機関の決済口座を対象にマイナス金利を導入していた。今回の措置でマイナス金利の適用が一部ながら個人にも広がる。

UBSは背景について「非常に難しい金融・資本市場環境が続いており、低金利の期間がさらに長引くと想定している」(広報担当者)ためと説明している。大口のスイスフラン預金を持つ個人客には、他の投資商品への乗り換えを促していく方針だ。

ロイター通信によると、スイス金融大手のクレディ・スイスも同日、個人顧客へのマイナス金利導入を検討中だと明らかにした。世界の主要中銀が金融緩和方向にカジを切るなか、マイナス金利の余波が個人にも広がってきた形だ。

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