2019年9月21日(土)

シンガポール取引所の前期純利益、11年ぶり高水準

アジアBiz
2019/7/31 22:05
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【シンガポール=中野貴司】シンガポール取引所(SGX)が31日発表した2019年6月期決算は、純利益が3億9109万シンガポールドル(約310億円)と前の期に比べ7.7%増え、11年ぶりの高水準となった。主力のデリバティブ(金融派生商品)関連収入が前の期比で35%の大幅増収となったのが主因で、営業収入(9億980万シンガポールドル)も00年の上場以来、最高となった。

シンガポール証券取引所

決算発表するシンガポール取引所のロー・ブンチャイCEO

デリバティブは株式、為替、商品関連ともに売買高が増加し、営業収入全体の過半を占めるまでになった。SGXは投資家の多様なリスク回避戦略に対応するため、デリバティブ商品の多様化を進めており、こうした戦略が奏功した。一方、年間の新規上場数が20にとどまるなど、株式や債券の売買、上場に伴う収入は伸び悩んでいる。

ロー・ブンチャイ最高経営責任者(CEO)は31日の記者会見で「アジアは世界の成長の中心であり続け、アジアの株式や市場関連の金融商品に関する需要は強い」と指摘。上場企業や投資家の需要を満たす多様な品ぞろえを一段と増やし、成長を目指す考えを示した。

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