道内景気「緩やかに拡大」に引き上げ、7月 日銀札幌支店

2019/7/31 20:21
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日銀札幌支店は31日発表した7月の金融経済概況で、道内景気は「緩やかに拡大しつつある」と5カ月ぶりに判断を引き上げた。「拡大」の表現を使うのは過去10年で初めて。過去5年半は「回復基調にある」としていた。雇用や企業活動は需要が供給を上回り、18年9月に発生した胆振東部地震の復旧工事が出ていることを評価した。

公共投資を「持ち直している」と、従来の「横ばい圏内の動きとなっている」から引き上げた。地震の被災地で工事の発注が増えている。中国景気の減速など海外発のリスクに加え、日韓の関係悪化による観光への影響は懸念される。日銀札幌支店の小高咲支店長は会見で「マイナスの影響は注視するが、現段階では経済は右肩上がりの状態だと言える」と話した。

一方、日銀旭川事務所は道北地域の景気基調判断を「緩やかに持ち直している」と据え置いた。旭川空港で韓国との定期便が就航するなど旅客数が前年比プラスとなり観光の回復が続いている。

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