独検察、アウディ前社長を起訴 排ガス不正で

2019/7/31 19:28
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【フランクフルト=深尾幸生】独ミュンヘンの検察当局は31日、独アウディ前社長のルペルト・シュタートラー氏を30日に起訴したと発表した。2015年に発覚した独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正に関連して、不正を知りながら販売を続けたとしている。同氏の他に3人が起訴された。

アウディ前社長のルペルト・シュタートラー氏(写真は在任時)=ロイター

今回の起訴内容は、米国で不正が発覚して以降にアウディと親会社のVW、独ポルシェが欧米で販売した約43万台が対象となっている。検察はシュタートラー氏が遅くとも15年9月末までに不正を知っていたと指摘している。アウディは15年11月まで、アウディ車などが搭載した排気量3リットルのエンジンに違法性はないと主張していた。

シュタートラー氏は、排ガス不正が始まったとされる06年の翌07年にアウディ社長に就任し、在任中の18年6月に逮捕された。勾留中の18年10月にVWが契約を解消した。

排ガス不正問題でVWグループ主要企業のトップ経験者が起訴されるのは、発覚当時VW社長だったマルティン・ヴィンターコーン氏に続いて2人目だ。現地メディアは、両氏の裁判は遅くとも21年に始まると報じている。

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