最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,988.29 +228.68
日経平均先物(円)
大取,19/12月 ※
21,800 +170

[PR]

業績ニュース

電力大手10社、7社が最終増益・黒字 燃料費低下で

企業決算
2019/7/31 22:00
保存
共有
印刷
その他

電力大手10社の2019年4~6月期の連結決算が31日に出そろった。燃料費の低下を受けて採算が改善し、中部電力関西電力など7社が最終増益・黒字転換となった。7社が最終減益となった19年3月期通期から一転し、収益が改善した。

電力会社は燃料価格の変動分を、時間差で電気料金に反映できるようになっている。4~6月期は1~3月期まで原油価格が上昇したことを受けて電気料金を値上げした。一方、4~6月の原油価格は低下傾向にあったため、売上高と燃料費に各社で差益が生じた。

中部電が31日に発表した19年4~6月期の連結純利益は前年同期比3.1倍の882億円と大幅な増益となった。差益の影響に加え、東京電力ホールディングスと折半出資する火力発電事業に関連して会計上の評価益を特別利益に計上したことが大きい。

関西電は企業向けに電力販売が好調。原子力発電所の再稼働による値下げを受けて新電力から顧客を奪い返す動きもあり、純利益は71%伸び455億円となった。

四国電力中国電力九州電力は最終黒字に転換した。四国電は昨年10月に原発の伊方発電所3号機が再稼働し、燃料費用が減った。

一方、減益となったのは北陸電力北海道電力で、沖縄電は赤字幅が拡大した。北陸電は渇水が続いて水力発電の稼働率が下がり、採算が悪化。北海道電や沖縄電は発電所の修繕費用が増えて収益が悪化した。

売上高は電気料金の値上げが効き沖縄電を除く9社が増収となった。

通期業績の見通しを修正したのは北陸電と中国電、沖縄電だ。北陸電は7月9日に七尾大田火力発電所(石川県七尾市)でタービンの異常が発生。修繕に時間がかかるとして4カ月程度停止する見通し。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム