ロシア反体制派指導者 「毒を盛られたのか」
拘束中に症状 回復し退院

2019/7/31 18:34
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【モスクワ=石川陽平】身柄拘束中のロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は自身のインターネットサイトで、急性のアレルギー症状を訴え、28日に一時、モスクワの病院に移されたことについて「私は毒を盛られたと考えるべきか」とコメントした。同サイトには、目のまわりが赤く腫れたナワリヌイ氏の写真も掲載された。

28日にモスクワの病院に移され、治療を受けたナワリヌイ氏(同氏のインターネットサイトに掲載)=AP

ナワリヌイ氏は24日、無許可の抗議集会を呼びかけたとして、モスクワの裁判所から30日間の身柄拘束を言い渡された。モスクワ中心部で9月の市議会選をめぐる抗議運動が起きていた27日に、拘置所内で首が赤くなり、額や目のまわりが熱くなる症状が出た。28日には病院で治療を受けて症状が改善し、29日に再び拘置所に戻されていた。

プーチン政権と対立するナワリヌイ氏には、2017年に何者かに襲撃される事件も起きている。ロシアでは反体制派の活動家が中毒症状を訴える事例がこれまで何度もあったほか、英国では18年、元ロシア情報機関職員のセルゲイ・スクリパリ氏と娘の毒殺未遂事件が発生した。

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