通信3社、5G基地の免許取得 ドコモはW杯活用

2019/7/31 18:31
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NTTドコモKDDIソフトバンクの携帯大手3社は31日、総務省から次世代通信規格「5G」の基地局免許を取得したと発表した。今回の取得で実際に5Gの電波を発信できるようになる。4月に楽天を含む4社に5G参入が認められてから免許の取得は初めて。2020年春の商用化に向けて今後、試験サービスが活発になりそうだ。

5Gの免許交付を受ける通信3社の担当者(東京・千代田、総務省関東総合通信局)

NTTドコモは信越地方を除く全国で計222局を申請し、商用免許を取得した。同社は9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)で5Gを活用した試験サービスを提供する予定。今回取得した商用免許は主にラグビーW杯向けに活用する。

KDDIは関東、中国、九州地域で計11局の商用免許を取得した。ソフトバンクは東北、関東、中国、九州地域で計15局の予備免許を受けた。ソフトバンクは実際に基地局を設置した後、技術的な基準に適合しているかが確認されてから商用免許が交付される予定だ。

商用サービスの開始はKDDIとソフトバンクが20年3月、NTTドコモは20年春を予定。楽天は他社にやや遅れて20年6月からのサービス開始を目指しており、今回は商用免許を申請しなかった。4社が総務省に提出した展開計画によると、各社は5年間でそれぞれ1万~4万の5G基地局を設置する予定だ。

ソフトバンクの宮川潤一副社長は同日、「5カ年で見込んだ開設計画を2年くらい前倒しで進めたい」と述べた。料金については各社ともサービス開始の直前まで明らかにしない方針だ。

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