大日本住友、日本で大型薬「ラツーダ」の承認申請

2019/7/31 13:45
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大日本住友製薬は31日、主力の抗精神病薬「ラツーダ」の製造販売を厚生労働省に承認申請したと発表した。ラツーダは2020年3月期に北米だけで約1900億円を稼ぐ見込みの「ブロックバスター(大型薬)」。日本では21年3月期の発売を目指しており、ピーク時の売上高は100億円以上になるとみられる。

ラツーダは従来の抗精神病薬に比べて代謝異常などの副作用が少ない。抗精神病薬の最大市場である米国で支持され、同社の連結売上高の4割を稼ぐ。1月には中国の国家薬品監督管理局から輸入許可の承認を得た。同国で約1400万人の患者がいる統合失調症を対象とし、双極性障害うつ(そううつ)病の承認申請も検討している。

日本では統合失調症やそううつ病が対象で、あわせて102万人の患者がいるとされる。大日本住友はラツーダの特許が19年1月に切れると主張する後発薬メーカーとの特許訴訟で和解した。後発薬の登場は23年2月以降になる。競合薬も現れるなか、特許切れまでに収益を最大化する。

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