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防護柵の設置義務付け 豚コレラ対策で農相方針

(更新)

農林水産省は31日、三重県や福井県の養豚場で豚コレラの発生が確認されたことを受け、防疫対策本部の会合を開いた。吉川貴盛農相は「感染拡大に非常に危機感を持っている」と強調。ウイルスに感染した野生イノシシが農場に侵入するのを防ぐため、全国全ての養豚場に防護柵の設置を義務付ける方針を明らかにした。

今後、衛生管理基準を改正する。従来は野鳥が豚舎の給餌設備などに侵入するのをネットで防ぐなどの対策を義務付けていたが、さらに厳格化することにした。

感染のリスクの高い地域の豚を早期に出荷し、豚舎を空にして衛生管理を徹底させる対策を三重、福井、長野、富山の4県でも実施するよう各県に働き掛ける方針も示した。

早期出荷は子豚を含む全ての豚を出荷したり殺処分したりして豚舎を空にし、施設の消毒や設備改修などの感染防止対策を講じる措置。先行して豚コレラが発生した岐阜県や愛知県の農場では既に実施が決まっている。

農水省は三重、福井とも協議を始めており、農場の周辺で感染したイノシシが見つかった長野、富山にも今後、実施を働き掛ける方針。これを受け、各県が農場と協議した上で最終的に実施するかどうかを判断する。

豚コレラは豚やイノシシに感染する伝染病で、野生イノシシを介して広がっているとみられている。この日の会合では、ワクチン入りの餌の散布といったイノシシ向けの対策の実施状況も確認した。

昨年9月以降の一連の豚コレラを巡っては、先行して発生が相次いだ岐阜県や愛知県に続き、今月下旬に三重県や福井県の養豚場でも発生が判明した。

〔共同〕

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